未検証から「検証型」診療へ、変わる膝の再生医療
変形性膝関節症(膝OA)を含む膝診療における再生医療には、玉石混交で無軌道に拡大しているというイメージがあったが、そんな状況が変わろうとしている。承認済みの再生医療等製品などが登場し、保存療法から人工膝関節置換術までの間にある治療選択肢の空白を埋める存在となってきた(図1)。また、主に自由診療として広がってきた多血小板血漿(PRP)療法では、有効性を客観的に示すエビデンスの構築がとうとう始まった。軟骨再生を目指す細胞シートの開発に取り組みながら、PRP療法の医師主導治験や「検証型診療」の推進にも携わる東海大学整形外科学教授の佐藤正人氏に、膝再生医療の現在地と今後の展望を聞いた。
日経メディカル
2026年09月15日 15:00