半月板を修復する再生医療登場、変形性膝関節症への進行は防げるか
変形性膝関節症(OA)の発症・進行において、「半月板」の役割が改めて注目されている。半月板は膝関節の荷重を分散するクッションとしての機能を持つが、損傷や切除によりその機能が失われると軟骨摩耗を招き、OA進行の大きな要因となる。半月板を温存・修復する再生医療等製品として2026年5月に承認を取得したのが、ヒト〔自己〕滑膜由来間葉系幹細胞「セイビスカス注」だ。 開発者である東京科学大学再生医療研究センター教授の関矢一郎氏は、「OAには軟骨の摩耗というイメージが強いが、半月板の逸脱・損傷を防ぐことが重要だ。半月板切除術は引っ掛かりなどの機械的症状の改善に有効な一方で、OA進行のリスクを残す。
日経メディカル
2026年08月16日 15:00