2026年度診療報酬改定で大きく前進した遺伝性乳癌卵巣癌症候群血縁者への医療介入
2026年度診療報酬改定では、遺伝性乳癌卵巣癌症候群(HBOC)について、画期的な変更が加えられた。これまでHBOCの診断やサーベイランス、リスク低減手術は原則としてすでに乳癌や卵巣癌を発症している患者に限られてきたが、2026年度改定ではHBOCと診断された患者の第一度近親者であれば、遺伝子検査などを行うことが認められ、HBOC診断に至れば、がん未発症であっても保険診療としてHBOC診療を受けられることになった。一方で、一部のバリアントの有無のみを調べるシングルサイト検査の扱いなど、臨床実態と乖離した部分もあり、課題は残されているようだ。
日経メディカル
2026年10月18日 15:00