II期からIII期の大腸癌術前検査でのctDNA陰性は、DNA分解酵素の高発現でctDNAが分解され陰性化している可能性【日本癌学会2026】
II期からIII期の大腸癌の術前検査において、DNA分解酵素であるDNASE1L3の発現が高い場合は、腫瘍循環DNA(ctDNA)を分解し、陰性化してしまう可能性が明らかとなった。ctDNA単独では患者を十分にモニタリングできない可能性が示唆された。9月24日から26日に京都市左京区で開催された第85回日本癌学会学術総会で、愛知県がんセンター研究所がん標的治療トランスレーショナルリサーチ分野長の衣斐寛倫氏が発表した。Signateraによるリキッドバイオプシーを用いたプロジェクトCIRCULATE-Japanの一部である観察研究GALAXY研究で、術前にctDNAが陰性だった患者の検体を調べたところ、腫瘍微小環境でDNASE1L3の発現が高い患者がいた。
日経メディカル
2026年09月27日 15:00