入院患者が発熱! リスク回避の網羅的検査が“イケてない”理由
入院中の発熱は、日常診療でよく遭遇するイベントです。研修医時代から繰り返し経験する中で、多くの医師は自分なりの「発熱対応セット」を身に付けていきます。しかしその対応、本当に目の前の患者にすべて必要なのでしょうか。 まずは、症例をご覧いただき、どの対応に問題があるか考えてみてください。 本症例を振り返ると、まず、重症度を評価し、敗血症や緊急介入を要する感染症を見逃さないという姿勢は重要です。また、発熱に加えて咳嗽、喀痰増加、SpO2低下、頻呼吸、右下肺野のcoarse crackles、新規浸潤影があったことから、下気道感染症として評価し、治療開始することは妥当です。 ただし、問題はそこから先です。この
日経メディカル
2026年08月16日 15:00