腫瘍崩壊症候群への早期のラスブリカーゼ投与は死亡と急性腎障害リスクを減らす
米国Brigham and Women's HospitalのTushar Shenoy氏らは、腫瘍崩壊症候群(TLS)を起こした癌患者に、組換え尿酸分解酵素製剤であるラスブリカーゼを早期投与することで、腎代替療法を要する急性腎障害(AKI)や入院中の死亡リスクを減らせるか検討したところ、発症から12時間以内にラスブリカーゼを使用した患者では、これらの複合リスクのオッズ比が0.67に減少していたと報告した。結果は2026年7月23日のBMJ誌電子版に掲載された。TLSは、主に血液がんや高腫瘍量の固形癌患者に生じる、生命を脅かす緊急事態だ。発症には、高尿酸血症が重要な役割を果たすと考えられているため、予防と治療の両方でラスブリカーゼが使用されている。
日経メディカル
2026年08月25日 15:00