がん患者に発症したNTM症では、8割が治療の変更を要する
がん診療中の患者から非結核性抗酸菌(NTM)症が検出されたとき、治療を始めるかどうかの判断は簡単ではありません。免疫抑制があれば感染が進行しやすい一方、培養陽性だけでは治療対象とは限らないからです。 肺NTM症では、症状、画像、複数回の培養結果を合わせて診断します。さらに、抗菌薬治療は多剤併用で長期間に及びます。がんの化学療法による骨髄抑制、肝障害、腎障害、悪心などが重なると、どの薬が有害事象の原因なのか分からなくなることもあります。 今回紹介するのは、Open Forum Infectious Diseases誌に掲載された「Nontuberculous Mycobacterial I
日経メディカル
2026年10月12日 15:00