高血圧、脂質異常症、更年期障害、臨床医が押さえたい性差の視点
「なぜ医療に性差の視点が必要なのか」。2026年9月19日、日本医師会館(東京都文京区)で開かれた第40回日本医学会公開フォーラム「あなたに合った医療のために『性差とライフステージを考える医療(性差医療)』」は、この問いから始まった。フォーラムでは、高血圧、脂質異常症、糖尿病といった「ありふれた病気」や、中高年女性の不定愁訴に隠れた治療が必要な疾患を的確に診断するには、「性差」と「ライフコース」を出発点とした臨床推論が重要であることが、具体的な着眼点とともに示された。 かつて糖尿病治療薬として使用されていたチアゾリジン系薬のトログリタゾン。1997〜2000年に市場から撤退したこの医薬品は、女性で有害事象
日経メディカル
2026年09月29日 15:00