重症患者へのPPI、継続・中止を見極める3つのポイント
集中治療室(ICU)では、ストレス潰瘍に伴う消化管出血予防としてプロトンポンプ阻害剤(PPI)が用いられるケースにほぼ毎日遭遇します。また、一般病棟や外来では、ICUで開始されたPPI処方が漫然と継続されていることも少なくありません1)。 薬剤には有効性と有害性の両面があり、「クスリはリスク」とも言われます。PPIにおいても、メリットとデメリットを踏まえて使用することが求められます。さて、以下のケースは、呼吸困難を主訴に来院後、ICU管理となった際にPPIを開始したケースです。一般病棟への移動が決まった時点で、PPIを継続すべきなのか考えてみてください。 ストレス関連粘膜障害は重症患者において、ストレスに伴う粘
日経メディカル
2026年09月27日 15:00