冠動脈用の生体吸収性ステント、再起の治験進む
冠動脈用の生体吸収性ステント(金属ステントと区別するため、生体吸収性スキャフォールドとも呼ばれる)の再起をかけた治験が、我が国で動き始めた。留置後数年たつとステント自体が分解して完全に消失する生体吸収性ステントは、薬剤溶出性ステント(DES)に次ぐ新たなコンセプトの血管内治療デバイスとして注目され、2010年前後には多くのメーカーが開発を競った。しかし、その一番手として欧州で2011年、日米で2016年に承認された米アボット社のAbsorb(製品名)において、遠隔期のステント血栓症のリスク上昇が問題となり、2017年に同社は世界的な販売の中止を決定。これを機に、生体吸収性ステント開発の機運は一気にしぼんだ(関連記事:
日経メディカル
2026年08月23日 15:00