欧州の心不全ガイドライン、5年ぶりに全面改訂
2026年8月にドイツ・ミュンヘンで開催された欧州心臓病学会会議(ESC Congress 2026)で、「心不全管理のガイドライン2026年版」(2026 ESC Guidelines for the management of heart failure)が発表された(右写真)。左室駆出率(LVEF)による心不全の分類中、「LVEFの軽度低下した心不全」(HFmrEF)を廃止し、「LVEFの低下した心不全」(HFrEF)と「LVEFの保たれた心不全」(HFpEF)の2段階とした。また、日米の心不全診療ガイドラインが提唱する4段階のステージングを取り入れ、症候性心不全を発症する前のステージA(心不全リスク)~B(前心不全)からの、早期介入の重要性を強調した。薬物治療に関しては、例えばミネラルコルチコイド受
日経メディカル
2026年09月09日 15:00