「オレキシン受容体拮抗薬が第一選択」の今、知っておきたい使い分けの勘所 筋弛緩作用や依存性など、安全面で多くの問題を抱えていた不眠症の薬物療法は、オレキシン受容体拮抗薬の登場により一変した。2025年11月には4剤目となるボルノレキサント(商品名ボルズィ)が発売され、まずはオレキシン受容体拮抗薬を処方するという考えが常識になりつつある(関連記事:専門医の約9割がオレキシン受容体拮抗薬をまず処方)。睡眠薬の使い分けや中止の考え方について、最新の知見を紹介する。 不眠症治療では1960年代にベンゾジアゼピン(BZ)系薬が、1980年代に非BZ系薬が発売され、長い間薬物治療の主流として用いられてきたが、同時にふらつきによる転倒や身体依存などの問題も指摘されてきた。2010年代に新機序のメラト 日経メディカル 2026年08月18日 15:00