High-value careとは何か、高齢者骨折で考える「共同診療モデル」
高齢患者の病棟診療では複数の疾患や課題が併存し、1つの診療科のみでは対応が難しい場面も少なくありません。今回は、高齢者の骨折症例を基に、「高い価値をもたらす医療」(High-value care)とは何かについて考えます。特に、それぞれの専門性を生かしながら診療科が連携して患者を支える新しい診療のかたち「共同診療」には、どのようなパターンがあるのでしょうか。 高齢化に伴い、大腿骨近位部骨折患者は増加しています。全国調査では、1998年から2023年にかけて患者数は約3.5倍となり、平均年齢は78.7歳から83.3歳へ上昇しました。特に、90歳以上の患者は約37倍に増加しました1)。高齢患者で
日経メディカル
2026年10月25日 15:00