脳と腸を整えて学校へ──「治ってから登校」からの脱却を
「痛みが消えたら動く」ではなく「動くことで整える」。生活と登校を取り戻す実践編です。 脳腸相関障害(DGBI)の子が最終的に失うのは、痛みのない一日ではなく、学校と友人と自信です。診断や検査より、いかに生活と登校を取り戻すかが予後を決めます。ところが「症状が治ってから学校へ」という発想でいると、悪循環はかえって固定します。最終回は、神経調整薬、心理療法、gut reset protocolという具体的な“立て直し”の手順と、その背景にあるSDOH(社会的決定要因)を扱います。 治療の鍵は、神経調整薬(gut-brain modulator)を過度に恐れないことです。痛みが強い例ではアミトリプチリン(商品名トリプタノール他)などの神
日経メディカル
2026年09月28日 15:00