DPC制度と「退院切り」
2025年6月に公開した「EBVで死亡した20歳女性の事例における『7つの問題』」では、EBウイルス(Epstein-Barr virus:EBV)で当時20歳の娘を亡くした今井弘子さんの悲痛な訴えを紹介した。娘の杏海(あみ)さんは、2024年1月にEBV感染症で日本大学医学部附属板橋病院に入院し、高熱で苦しんでいたものの半ば強制的な退院を強いられた。退院後も繰り返し診察を求めたが断られ続け、退院から4日後に多臓器不全を起こし、その2週間後に他界した。弘子さんから当院に最初にメールが届いたのは2024年5月28日、それ以降、現在もメールのやり取りが続いている。 本稿では、医療者側の過失の有無には踏み込まず、本事例におけるキーワードとなる「D
日経メディカル
2026年08月18日 15:00