0歳6カ月男児。徐々に悪化する咳嗽、繰り返す発熱、全身の皮疹 臨床でよく出会う症例を基に、診断・治療の要点をクイズ形式で考え、学んでいきましょう。今回取り上げるのは、『日経メディカル』2020年8月号に掲載された小児のクイズです。 患者は0歳6カ月男児。在胎42週正常分娩。生後2カ月から苔癬状粃糠疹(たいせんじょうひこうしん)として治療しています。入院6週前に咳嗽が出現、1日だけ発熱し、自然解熱しましたが、咳嗽は徐々に悪化。2週間前に近医を受診して、感冒と診断されました。しかし、症状は改善せずに4日前に発熱したため、再診しました。努力呼吸と酸素飽和度低下を認め、胸部X線写真で肺浸潤影を指摘されました。入院となり、アンピシリン・スルバクタムを投与したところ、解熱したも 日経メディカル 2026年10月01日 15:00