熊本地震を教訓にした病院 BCPで選んだのはクラウド型電子カルテ 病院の電子カルテの導入、更新は、システムの複雑さゆえに診療所とは違った難しさがある。特にオンプレミス型を導入済みの場合、クラウド型への更新は費用面などがネックになるケースも見られる。電子カルテ情報共有サービスへの対応も控えており、次の更新をどうするかは中小病院にとって無視できない問題だ。ここでは、オンプレミス型からクラウド型へ切り替えた病院の事例を見ていこう。 熊本県南阿蘇村の阿蘇立野病院(88床)は2025年10月、BCP(事業継続計画)を理由に電子カルテをクラウド型に切り替えた。背景にあったのは2016年の熊本地震での被災経験だ。紙カルテ紛失のリスクを踏まえて被災後に電子カルテを導入したが、当時は 日経メディカル 2026年09月08日 15:00