剖検肺組織のマイクロプラスチック、30年間で増加と多様化が判明
イタリアCampania“Luigi Vanvitelli”大学のRaffaele Marfella氏らは、1991年と2024年に大学病院で死亡して解剖された遺体の、パラフィン包埋された肺組織を用いてマイクロプラスチック(MP)を検出したところ、MPの検出率は19%から77%に増加し、種類も多様化して環境汚染の進行を示唆していたと報告した。結果は2026年8月11日のLancet Regional Health Europe誌電子版に掲載された。近年のプラスチックの生産量は、1990年代初期に比べ、約6倍に増加した。そこで著者らは、ヒトの肺組織におけるMPの存在および量、サイズ、種類が約30年間でどのように変化したのかを調べることにした。
日経メディカル
2026年09月16日 15:00