総合診療領域(その4)~緩和ケア・看取り・救急搬送・高齢者虐待~ 2026年度の総合診療専門医試験が近付いてきました。試験前最後の更新となる今回は、第10回、第11回、第12回に引き続き、試験全体の設問(250問)の約半分(120問)を占める総合診療領域について解説します。実地マネジメントのポイントのうち、非がん疾患の緩和ケア、看取り期の輸液、在宅患者の救急搬送の判断、高齢者虐待への対応を取り上げます。 いずれも、正解を1つに定めるのが難しい領域ですが、判断の根拠になる原則があるものが出題されています。患者本人の意思や苦痛、法的な枠組みのどれを軸に考えるかを意識しながら解いてみてください。 標準治療を尽くしても持続する呼吸困難に対しては、低用量のオ 日経メディカル 2026年10月08日 15:00