過敏性腸症候群──世界疫学データをもとに進化したRomeⅤ 機能性消化管疾患(腸脳相関病[disorders of gut-brain interaction:DGBI ])の国際診断基準が10年ぶりに改訂され、2026年5月に「Rome V」として公表されました。今回の「ハラワタの診かた」では、Rome委員会委員である福土審先生(東北大学名誉教授、石巻赤十字病院心療内科部長)にお話を伺いました。私にとっては大学院時代の指導教官であり、門下生の立場に甘えて学会や公式の場では聞けない本音も交えつつ、「腹部不快感」の復活、症状頻度の緩和、月経に関する条項の追加など、一見するとRome IIIへの「先祖返り」にも見える今改訂の議論の舞台裏に迫ります。消化器を専門としない先生方が、日々の診療に本改訂を生かすためのポイント 日経メディカル 2026年10月01日 15:00