鼻出血の多くは止められる、耳鼻科不在でも可能な圧迫止血のポイント 「鼻出血の患者です」。この一報に対して、応需を見送る理由として真っ先に挙がるのが「耳鼻科医が不在」というものです。 しかし、夜間や休日に、耳鼻咽喉科医が常駐している病院の方がむしろ稀だと思います。となると、「耳鼻科がいないから」と断ってしまうと、患者はどこにも搬送先がなくなってしまいます。 実は、鼻出血の70〜90%はキーゼルバッハ部位(Kiesselbach's plexus)という、鼻の入り口に近い場所からの出血です。この場所からの出血は、正しい圧迫止血を行えば、特殊な機材がなくとも、その多くは止められます。本稿では、その圧迫止血の手順と、後方からの出血が疑われる場合のガーゼパッキング・バルーン代用法ま 日経メディカル 2026年09月02日 15:00