書籍紹介『婦人科外来で始めるプレコンセプションケア』(南山堂) 最近、「プレコンセンプションケア」という言葉をよく耳にするようになった。プレコンセプションケアの定義について、米国疾病管理予防センター(CDC)は2006年に「生殖年齢女性の健康改善を通じて、将来の母子の健康を促進するための一連の介入」としていたが、世界保健機関(WHO)は2018年に「妊娠意図に関係なく、生殖年齢期に健康行動を整えることで将来の健康成果を改善する」とした。この定義の変化は、リプロダクティブヘルスが、女性だけでなく、社会全体の課題であるという認識の広がりを反映していると言える。 日本においても、2025年5月、こども家庭庁は「プレコンセプションケア推進5か年計画」を発出し、プレコンセプション 日経メディカル 2026年08月16日 15:00